2016年11月19日土曜日

コントロールパネルに非表示になっている項目を実行する方法

業務用PCなどで、メーカーがカスタマイズしているWindowsパソコンを使用している場合、コントロールパネルに本来あるはずの項目が非表示になっている場合がある。
これは意図しない変更を防ぐためだが、融通がきかない面もある。
そこで、そのようなパソコンでもコントロールパネルのコマンドを実行する方法を紹介する。
※必ず自己責任において実行すること。

方法:
ファイル名を指定して実行(Windowsキー+R)で、直接コントロールパネルのコマンドを実行する。
例えば、マウスの設定をしたい場合は、ファイル名を指定して実行で、
main.cpl
と入力して実行する。

コントロールパネルの項目と、それぞれのコマンドは下記のとおりである。(引用)

アイテム名 コマンドライン
ユーザー補助のオプション access.cpl
プログラムの追加と削除 appwiz.cpl
フォルダ オプション appwiz.cpl @1
画面 desk.cpl
ハードウェアの追加と削除 hdwwiz.cpl
インターネット オプション inetcpl.cpl
地域と言語のオプション intl.cpl
ワイヤレス リンク irprops.cpl
ゲーム コントローラ joy.cpl
マウス main.cpl
キーボード main.cpl @1
デバイスとプリンター control printers
サウンドとオーディオ デバイス mmsys.cpl
ネットワーク接続 ncpa.cpl
データ ソース (ODBC) odbccp32.cpl
電源オプション powercfg.cpl
スキャナとカメラ sticpl.cpl
システム sysdm.cpl
電話とモデムのオプション telephon.cpl
日付と時刻 timedate.cpl
自動更新 wuaucpl.cpl
ユーザー アカウント nusrmgr.cpl
管理ツール control ADMINTOOLS
ネットワーク セットアップ ウィザード NetSetup.cpl
Windows ファイアウォール Firewall.cpl
セキュリティ センター Wscui.cpl
ユーザー名およびパスワードの保存 keymgr.cpl
ライセンス liccpa.cpl

参考・引用:
Windowsのコントロールパネルの各アイテムをコマンドラインから起動する
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0507/02/news016.html
上の表は、このページから引用し改変したもの。   

Canonical Names of Control Panel Items
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/desktop/ee330741(v=vs.85).aspx

Windows10のスタートメニューにアプリのショートカットを置く方法



Windwos10のスタートメニューを、アプリランチャーとして使うと結構便利である。
これをするには、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
に、適当な名前のフォルダを作り、そこにアプリのショートカットを置く。するとスタートメニューにアプリのショートカットが追加されるので、それをパネル一覧にドラッグアンドドロップで持ってくればよい。

↓これをコピーしてファイル名を指定して実行(Windowsキー+R)すると早いです。
%appdata%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs

Windowsでシンボリックリンクを作る構文

Windowsでフォルダのシンボリックリンクを作るときは、以下のコマンドを作る。
mklink /d "リンク(ショートカット)" "ターゲット(実ファイルを置く場所)"

例:容量の肥大するiTunesのiOSデバイスのバックアップフォルダC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\BackupをD:\apple\Backupに移動する場合

mklink /d "C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup" "D:\apple\Backup"
とする。
mklinkコマンドはWindows7以降には入っている。

参考
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc753194%28v=ws.10%29.aspx?f=255&MSPPError=-2147217396

2016年11月4日金曜日

ブルーレイレコーダーで焼いたBD/DVDをPCで観る方法


フリーソフトで再生する場合、
http://www.leawo.org/jp/blu-ray-player/ 
にある、Leawoメディアプレーヤーをインストールする。すると、普通に見える。
ソフトのついていないバルクドライブを買ってきても、これで再生することができる。


独り言
以前、Windows7が入っていたVAIOをWindows10にクリーンインストールでアップデートしたのだが、当然プリインストールされていたPowerDVD/BDが使えなくなってしまった。 色々とやってリカバリ領域からインストーラーを抽出してみたが、ブルーレイ再生機能はなぜか入らなかった。

BDの再生についてはライセンスの都合上、フリーソフトではありえないと思っていたが、半信半疑で上記ソフトを入れてみると、本当に再生できた。
よく考えるとMpeg2が再生できるフリーソフトがあるぐらいなので、無料でBDが再生できるのもわからなくはないが、聞きなれないメーカーのためやや不安はある。
このソフトを紹介している他のサイトを見てみると、再生がカクつくと書かれているところが多いが、バージョン: V1.9.4.0においては、SandyBridge世代のi5でカクつかず普通に再生できている。地デジを録画したBDもちゃんと観れました。
しかも、見たところ危険なソフトとも思えなかった。 なんでこんなフリーソフトがあるんだろう。。


参考
Blu-rayやDVDは無料で再生できるんです
https://xinroom.net/pc/win10-leawo-blu-ray-player/