2017年8月18日金曜日

iOSで、無線LANをローカル専用で使う方法

社内のローカルのみに繋がっている無線LAN(インターネットには繋がらないLAN)がある場合、そこにiPhoneでWiFi接続してしまうとインターネットが接続できない。
iPhoneから一々社内LANを使うときだけ無線LAN有効、インターネット接続のときだけ無効に切り替えるのも面倒なので、それらを解決する方法を紹介する。

方法
WifiのIPアドレス設定で、「静的」を選択し、IPアドレスとサブネットマスクにDHCPで割り振られていたときのものを、それ以外の部分を空白のままにし、設定を閉じる。
 それだけで、無線LANをローカル専用で使うことができる。

2017年8月11日金曜日

TSファイルをMP4に変換する最もシンプルな方法

以前、TSファイルをMP4に変換する1番簡単な方法 二重音声も対応という記事を書いて、当ブログ一番の人気記事になっているのだが、よく考えるともっとシンプルにできる方法があるので記載する。

最新版FFmpegをダウンロード(下記サイトのStatic版の自分にあった方を選ぶ)
http://ffmpeg.zeranoe.com/builds/

ダウンロードしたら解凍し、binフォルダに有るffmpeg.exeを適当なフォルダへ置く。(他のファイルはいらない)
例:C:\soft\ffmpeg\ffmepg.exe

変換後、元ファイルを自動的にゴミ箱に移動したい場合は、下記のソフトもダウンロード。
GB
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se327357.html

ダウンロード後、適当なフォルダにGB.exeを置く(他のファイルはいらない)
例:C:\soft\GB\GB.exe

そうしたら、下記の通りのバッチファイルを書き、そのバッチファイルにドラッグ・アンド・ドロップすれば変換される。(複数ファイル対応)
赤字部分を自分の環境に合うように書き換え、青字は好みで書き換える。
よくわからない場合、青字はそのままでOK。
@echo off
setlocal enableextensions
:repeat

rem ↓FFMpeg.exeのパス
set ffmpeg="C:\soft\ffmpeg\ffmepg.exe"
rem ↓変換後の保存先フォルダ
set output=D:\mp4
rem ↓変換後元ファイルをゴミ箱に移動したい場合は下のremを消してGBのパスを設定
rem set GB="C:\soft\GB\GB.exe"

%ffmpeg% -dual_mono_mode main -i %1 -vcodec libx264 -crf 23 -s 1280x720 -aspect 16:9 -acodec aac -strict experimental -q:a 0.8 -cutoff 16000 -ac 2 -vf yadif -f mp4 "%output%\%~n1.MP4"

rem ↓変換後元ファイルをゴミ箱に移動したい場合は下のremを消す
rem %GB% %1

if "%~2"=="" goto end
shift
goto repeat
:end
exit
上記コマンドは二重音声の場合主音声を設定しているため、副音声にしたい場合は
-dual_mono_mode sub
とする。

PDFのSVGファイルへの変換法(日本語対応?)

方法
pdf2vgをダウンロード
https://github.com/jalios/pdf2svg-windows
直リン
https://github.com/jalios/pdf2svg-windows/archive/master.zip

解凍したら、コマンドプロンプトで下記のように使う
pdf2svg.exe input.pdf output.svg
バッチファイルを作り、そこにpdfファイルをドラッグ・アンド・ドロップすると便利(複数ファイルも対応)
@echo off
setlocal enableextensions
:repeat
"pdf2svg.exeのパス" %1 %~n1.svg
if "%~2"=="" goto end
shift
goto repeat
:end
exit
日本語を含む場合エラーメッセージが出てくるが、一応ちゃんと変換できる。
巨大ポスターに印刷する時は、ベクター形式でのファイルが必要とされる。

印刷会社によってはSVG形式で直接渡すことが求められる。そういったときにこのソフトは便利である。

参考
PDF を SVG に変換する pdf2svg をで使う (Linux/Windows)
pdf2svg

2017年8月10日木曜日

NASへのファイル転送時のエラー対策

WindowsからNASへ巨大ファイル転送時にエラーが出る場合、Windows(クライアント)側のレジストリを編集することで対策できる。

regeditで
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters\
を開き、Parametersフォルダで右クリックし、新規→DWORD (32 ビット) 値で、「SessTimeout」という項目を作り、値を10進数で600以上にする。
これで転送中のタイムアウトエラーがなくなる。

参考:
WindowsからNASへファイル転送時エラー「アクセス中に問題が発生しました」の解決方法
LTFS-LE クライアントの構成

レジストリキーの短縮名



正式なキー名称 リモート
HKLM HKEY_LOCAL_MACHINE 利用可能
HKCU HKEY_CURRENT_USER 利用不可能
HKCR HKEY_CLASSES_ROOT 利用不可能
HKU HKEY_USERS 利用可能
HKCC HKEY_CURRENT_CONFIG 利用不可能

レジストリキーの省略形式
レジストリキーを指定する場合は、ここで示した省略形式でも指定できる。ただしリモートコンピューター上のレジストリを指定する場合は、HKLMとHKUのみが使用可能であり、他のキーは指定できない。

参考:
コマンドプロンプトでレジストリを操作する