2021年1月23日追記
厚労省にて接種に関する特設ページが開設かれたようです。接種概要についてはこちらをご覧ください。
副反応が出た時の救済制度もあります。
COVID-19ワクチンについて2020年3月より国内摂取が始まるようなので、それに向けての情報忘備録。(必ず厚労省サイト新型コロナウイルス感染症のワクチンについてページなどの公的機関の情報を参照してください)
免疫系統のことやワクチンの仕組みについてはこの動画が非常にわかりやすいので必見です。
上記動画で紹介されている今回の臨床試験論文はこちらになります↓
摂取する上での個人的な要点を書き出すと、
今回のワクチン(ファイザー、モデルナ)は、ウイルスが細胞に侵入するときに使う「スパイク蛋白」の部分のRNA(遺伝情報)を使っている。
このワクチンを注射すると、ヒトの細胞内でウイルスのスパイク蛋白の部分が作られる。すると、これを排除するための免疫が働き、スパイク蛋白に対する抗体を獲得できる。そして、この抗体があれば、新型コロナウイルスが入ってきた時も迅速に排除できる。
このRNAからウイルス全体を復元することはできず、このワクチンによって新型コロナに感染することはない。(動画位置29:41)
治験はコロナに罹ったことのない16歳以上の健常者3万6千人で行った。
そのうちワクチン群、プラセボ群でそれぞれ約1万8千人ずつ投与を行い、男女比は50%、白人が80%、黒人が10%、アジア人が4%組み入れられている。(動画位置36:30)
ワクチンの有害事象は、
痛み:8割
倦怠感:5割
頭痛:5割
寒気:3割
筋肉痛:3割
関節痛:2割
程度で見られた(いずれも軽症~中等度)。2回接種のワクチンで、1回目と2回目で割合違うのですがおおよその平均値を書いています。(動画位置40:47)
- ワクチン接種側の肩の激痛
- 右脇のリンパ節の腫脹
- 発作性不整脈
- 右足の感覚異常
亡くなった人はワクチン群で2人、プラセボ群で4人(治験者3万6千人以上の人数なので、ワクチン関係なく何もしなくてもこういう有害事象は確認される)。(動画位置42:56)
今後の課題等
3ヶ月の治験データなので、今後免疫が年単位で持続するかはわからない。
また、長期的な安全性は確認されていないが、そもそもワクチンの成分自体は長期間体内に残るものでも無い。
その他このワクチンに関する情報はこちらのページもどうぞ。
[翻訳] BioNTech/Pfizer の新型コロナワクチンを〈リバースエンジニアリング〉する今回使われたmRNAワクチンの仕組みなどが書かれています。
2020年12月27日の情報でコロナ変異株にワクチンは効くのかは下記記事をどうぞ。
多少の変異であれば効果が見込め、ワクチンそのものも修正したものを6週間で開発できるようです。
ワクチン接種は国内承認されてから正規ルートで摂取しないと、副反応があった時に国の健康被害救済制度が受けられないため、国内承認を受けてから正規ルートで受けましょう。
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