2016年5月19日木曜日

Microserver FreeBSD10.3でNASとWebサーバーを構築する2 ZFSストレージ設定編

せっかくFreeBSDで運用するので、売りであるZFSを使う。いくつかモードが有るのだが、HDD4台で運用する場合、冗長性と容量を確保できるRaidz1を用いた。

といっても一つの記事にする必要もないぐらい簡単で、下記コマンドで作成できる。
zpool create -m {マウント先} {プール名} {RAID レベル} {デバイス 1} {デバイス 2} ...

zpool create -m /tank/ tank raidz1 ada1 ada2 ada3
以上で/tank/にマウントされるRaidz1ストレージができる。



なお、OSを再インストールした場合、ZFSを再びマウントするには、
# zpool import

   pool: zpool0
     id: 4383566041817703211
  state: ONLINE
 action: The pool can be imported using its name or numeric identifier.
 config:

        zpool0      ONLINE
          raidz1-0  ONLINE
            ada1    ONLINE
            ada2    ONLINE
            ada3    ONLINE

# zpool import zpool0
# zfs list
NAME            USED  AVAIL  REFER  MOUNTPOINT
zpool0         47.3M  12.5T   368K  /zpool0
zpool0/gzip    4.78M  12.5T  4.78M  /zpool0/gzip
zpool0/gzip-9  4.76M  12.5T  4.76M  /zpool0/gzip-9
zpool0/lz4     6.13M  12.5T  6.13M  /zpool0/lz4
zpool0/main    15.8M  12.5T  15.8M  /zpool0/main
zpool0/zle     13.9M  12.5T  13.9M  /zpool0/zle
# zpool list
NAME     SIZE  ALLOC   FREE    CAP  DEDUP  HEALTH  ALTROOT
zpool0    19T  71.8M  19.0T     0%  1.00x  ONLINE  -
↑解説
zpool importで、マウントされてないがインポート可能なZFSストレージのリストアップを行い、
zpool import プール名でマウントする。マウントポイントは以前の場所となる。この場合で言う/tank/にマウントされる。
マウントされたことはzfs listやzpool listで確認できる。

参考・引用
CentOS 7 + ZFS でファイルサーバを作成
http://lazy-dog.hatenablog.com/entry/2014/08/17/033038

ZFSを使いたかったので、FreeBSD 10.0をインストールしてNAS構築
http://ik-fib.com/2014/02/freebsd10-install/

Oracle Solaris 11 ZFSを使ってみよう(構築・運用ガイド)
https://www.fujitsu.com/jp/documents/products/computing/servers/unix/sparc/technical/document/01_ZFS.pdf

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